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カスタマー対応

案内メールを送ったかどうか、予約ごとに追えていますか|対応状況とメモを一元管理する方法

案内メールを送ったかどうか、予約ごとに追えていますか|対応状況とメモを一元管理する方法

サイトコントローラーを見れば、どの部屋が、いつ、いくらで売れたかは分かります。

ここまでは、すでに解決済みの悩みだと思います。

ところが、その予約に「自分たちが何をしたか」は、別の場所にも記録されていません。

「あのお客様、案内メールはもう送ったか」

「前のシフトで部屋を変更したはずだが、記録はどこにあるか」

「部屋を変更したこと、次のシフトの担当者に伝わっているか」

予約の中身は分かっているのに、対応の進み具合が分からない。この状態が続くと、送り忘れや二重対応が起きやすくなります。

本記事では、予約データと対応状況が別問題である理由を整理したうえで、予約ごとに対応履歴を残す方法を解説します。

サイトコントローラーを導入しても、日々の対応そのものはあまり変わらなかった、という施設は珍しくないはずです。

これは当然のことで、サイトコントローラーが解決するのは在庫と料金の連携であって、現場での対応記録は最初から対象外だからです。まずこの切り分けを、はっきりさせておく必要があります。

サイトコントローラーが教えてくれるのは「予約の中身」まで

予約データの連携と、対応の記録は別のもの

サイトコントローラーが連携しているのは、在庫・料金・予約の基本情報です。誰が、いつ、何名で予約したかは正確に把握できます。ここは非常によくできた仕組みです。

ただし、その予約に対して「案内メールを送ったか」「部屋を変更したか」「特別な要望を聞いたか」といった、現場での対応の記録までは扱っていません。これは連携の対象がそもそも違うためで、欠陥ではなく役割の違いです。

サイトコントローラーに機能を追加してほしいと要望を出しても、想定している役割の外にある以上、期待する形にはなりにくいでしょう。

記録されないと、何が起きるか

対応状況が記録に残らないと、確認する方法は「本人に聞く」か「記憶をたどる」しかなくなります。担当者が席を外していれば確認できず、担当が変われば引き継ぎの抜けが起きます。

結果として起きやすいのが、送信済みのメールをもう一度送ってしまう二重対応と、逆に送ったつもりで実は送っていない送信漏れです。どちらも、お客様から見れば「この宿は対応が雑だ」という印象につながり、次の予約につながる機会を失うことになります。

特に、繁忙期でシフトが増える時期や、複数人でフロント業務を回している施設では起きやすくなります。担当者ごとに「自分は送った」「自分は送っていない」という認識のズレが生まれ、それに気づくのはたいてい、お客様からの問い合わせがあったときです。

逆に言えば、対応状況さえ記録に残っていれば、このズレそのものが起きません。誰が見ても「送信済み」か「未送信」かが一目で分かる状態にしておくことが、根本的な対策になります。

予約ごとの「対応履歴」に必要なもの

名前やメモでキーワード検索できる

お客様の名前、予約番号、メールアドレス、電話番号、備考など、覚えている情報からキーワードで検索できることが最初の条件です。「あの予約、なんて名前だったか」と一覧を上から目で追う必要がなくなります。電話でお問い合わせがあったときも、聞いた情報をそのまま検索窓に入れれば、該当の予約にすぐたどり着けます。

送信状態で絞り込める

AKSの予約管理ダッシュボードでは、予約サイト・送信状態・部屋・日付といった条件で予約を絞り込めます。「まだ案内メールを送っていない予約だけ」を一覧で表示できるため、送り忘れを探す作業そのものがなくなります。

この絞り込みが役立つのは、送り忘れを防ぐ場面だけではありません。連休前などチェックイン件数が普段より多い日に、「未送信が何件残っているか」を数字で把握できることも大きな意味があります。感覚ではなく件数で見えることで、対応の優先順位も付けやすくなり、当日になって慌てることも減ります。

部屋変更・言語・メモが記録として残る

予約の詳細画面から、部屋の変更、対応言語の変更、自由記述のメモを記録できます。「言った・言わない」で終わっていたやり取りが、予約に紐づく記録として残るようになります。次に同じ予約を開いた人は、過去のやり取りを最初から読み返さなくても状況を把握できます。

できごと記録がない場合記録が残る場合
部屋を急きょ変更した口頭伝達のみ・忘れられがち予約詳細に自動で残る
海外のお客様に英語で案内した次回も同じ確認が発生言語設定が予約に残る
特別な要望を聞いた担当者の記憶頼みメモとして共有される

記録が残ると、引き継ぎとクレーム対応が変わる

担当者が変わっても、対応履歴は残る

アルバイトやパートの入れ替わりが多い施設ほど、この違いは大きくなります。前任者に聞かなければ分からない状態は、担当者が変わるたびに情報が失われるということです。予約に記録が残っていれば、誰が対応しても同じ情報から始められ、引き継ぎのための特別な時間も必要なくなります。

クレーム対応の場面でも役立つ

「言った」「聞いていない」という行き違いが起きたとき、記録が残っていれば事実確認ができます。感情的なやり取りになりがちな場面で、記録に基づいて冷静に対応できることは、現場にとって小さくない安心材料です。

特に効果を感じやすい施設

アルバイトやパートを含めて複数人でフロント業務を回している施設、インバウンド予約が多く言語ごとの対応が発生する施設は、特に効果を感じやすいはずです。対応する人数が多いほど、記憶や口頭伝達に頼る運用は不安定になりやすいためです。

人の入れ替わりが多い職場ほど、記録を「仕組み」として持っておく意味は大きくなります。

反対に、対応者が常に1人で、その人がすべてを把握できている施設では、優先度はそれほど高くありません。ただし、その1人が急病や退職で抜けた瞬間に、把握していた情報がすべて失われるリスクは残ります。まずは自施設がどちらに近いか、次のチェックリストで確認してみてください。

導入で、今の予約管理は変わらない

この仕組みは、PMSを新しく入れるものではありません。ご利用中のサイトコントローラーや予約サイトの設定はそのままに、予約データを読み取って表示します。予約サイト側への書き込みは行わないため、在庫や料金の連携に影響しません。導入のために既存の運用を見直す必要もありません。

IDとパスワードでログインするだけで使え、施設のパソコンにソフトを入れる必要もありません。初期導入5万円(税抜)、月額9,800円(税抜)から始められ、AKSのホテルサポートをご契約中の施設さまは月額無料です。

ブラウザがあれば動作するため、フロント担当者と清掃担当者が別々の端末から同じ予約の情報を見ることもできます。対応状況の記録は、特別な機器を用意しなくても始められます。

口コミへの影響も見えてくる

対応の遅れは、口コミという形で表に出る

案内メールの送り忘れや部屋変更の伝達漏れは、施設の中だけの問題では終わりません。お客様は「事前に聞いていた話と違う」という体験として受け取り、それが口コミという形で外部に残ることがあります。対応状況を記録することは、こうした行き違いを未然に防ぐ意味でも効果があります。

原因の切り分けがしやすくなる

万が一、低い評価がついてしまった場合も、対応記録が残っていれば「案内自体をしていなかったのか」「案内はしたが伝わっていなかったのか」を切り分けられます。原因が分からないまま改善しようとしても、的外れな対策になりがちです。原因が明確であれば、次に打つべき対策も具体的になります。

対応状況の管理を棚卸しするチェックリスト

導入を検討する前に、いまの対応記録の状態を確認してみてください。

  • 案内メールを送ったかどうかを、何を見て判断しているか(記憶・メールソフトの検索・付箋など)
  • 部屋変更や特別な要望を、誰が・どこに記録しているか
  • 担当者が急に休んだとき、その人が対応中だった予約を他の人が引き継げるか

この3つのうち1つでも「本人に聞かないと分からない」という答えになるなら、対応状況を記録に残す仕組みを検討する価値があります。

もう1つ、記録の「残り方」も確認してみてください。付箋やノートに書いているという施設は多いと思いますが、その付箋やノートは、書いた本人以外が見ても意味が分かる状態でしょうか。自分だけに分かる略語やメモになっていないか、一度見直してみる価値があります。

まとめ

サイトコントローラーが把握しているのは予約の中身までで、対応したかどうかの記録は別の仕組みが必要です。送信状態で絞り込み、部屋変更やメモを予約ごとに残せれば、送り忘れや二重対応、引き継ぎの抜けを減らせます。

記録が残ることは、日々の効率化だけでなく、担当者が変わっても同じ品質で対応できる体制づくりにもつながります。口コミという形で外部に影響が出る前に、社内で対応状況を見える化しておくことが、結果的に評価を守ることにもなります。

サイトコントローラーで在庫の悩みを解決したのと同じように、対応状況の記録も「別の仕組みで解決する問題」として切り分けて考えてみてください。

対応状況の管理が属人化している施設さまへ

株式会社AKSは、宿泊施設の現場業務を効率化する「予約管理ダッシュボード」を提供しています。今お使いの予約サイトやサイトコントローラーはそのまま、現場の作業だけを楽にする仕組みです。

機能の詳細は予約管理ダッシュボードのページでご確認いただけます。初期導入5万円(税抜)・月額9,800円(税抜)から始められ、AKSホテルサポート契約中の施設さまは月額無料です。

「今のシステムを変えずに、対応漏れだけ減らせるのか知りたい」という段階でも構いません。現状の運用をお聞きしたうえで、無理のない範囲からご提案します。

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